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エンゲージメントを構成する要素は

投稿日:2020年 08月 30日

 社員と会社が、どれだけお互いに相手のことを思い合い、労わり合っているかの度合いをエンゲージメントといい、それが日本の場合、非常に低いということであるが、それは、以下の12の質問によって測定されている。

Q1:職場で自分が何を期待されているのかを知っている

Q2:仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている

Q3:職場で最も得意なことをする機会を毎日与えられている

Q4:この7日間のうちに、よい仕事をしたと認められたり、褒められたりした

Q5:上司または職場の誰かが、自分をひとりの人間として気にかけてくれているようだ 

Q6:職場の誰かが自分の成長を促してくれる

Q7:職場で自分の意見が尊重されているようだ

Q8:会社の使命や目的が、自分の仕事は重要だと感じさせてくれる

Q9:職場の同僚が真剣に質の高い仕事をしようとしている

Q10:職場に親友がいる

Q11:この6カ月のうちに、職場の誰かが自分の進歩について話してくれた

Q12:この1年のうちに、仕事について学び、成長する機会があった

 これらの質問に対して、5点満点で該当の状況を答えていくというものである。もちろん当てはまる度合いが高いほど、エンゲージメントの度合いが高いということになるのである。この質問を見ていると、次のような要素で構成されていることに気付かれると思う。一つは、その人が、あるいはその人の仕事が周りから認められているという要素である。Q1、Q4、Q5、Q7、Q8、Q11などが該当するであろう。二つ目は、成長の機会が与えられているという要素である。Q2、Q3、Q6、Q9、Q12などが該当するであろう。