ブログ

ロジカルシンキング

投稿日:2010年 06月 07日

 学校は今まで恵まれた環境のなかで運営してきたため、ロジカルに物事を考えるという風土が少ないように感じられる。生徒・学生数が減少したときでも、制度を新設したり変更したりするときでも、多面的に情報を集め、それをきちんと分析して考えるということが、あまり行われていないのではないだろうか。このため自分たちに都合のいい理由をつけたり、感覚的な判断をしてしまったりということが起こりやすい。

 生徒・学生が減少している学校を外から見ていると、そのことが良く分かる。「岡目八目」といわれるように、中にいる人はなかなか客観的に事態を捉えられないとされている。これは日本人特有の「阿吽の呼吸」に象徴される非論理性と、加えて学校、特に学校間の異動がほとんどない私立学校特有の「馴れ」に原因があるように思う。もう少しロジカルに考え対応していくことで、道は開けるのではないだろうか。

 

本日のワンポイント

「組織の考え方の枠を破って、根本から論理的に考えよう」