エンロールメント・マネジメントについて
投稿日:2019年 09月 14日
今、桜美林大学大学院のアドミニストレーション専攻(大学の経営管理を担う職員を養成するコース)で、エンロールメント・マネジメントの講座を担当しています。
レポートやスクーリングで出てくる課題は、各部門が連携・協働して学生の支援にあたることが、なかなかできないというものです。
部門最適でなく全体最適を志向するためには、大学が一丸となる、組織としてまとまりを持つことが不可欠です。
どうしたら、大学は一丸となれるのでしょうか。
過日、ある大学の教職員研修でも、エンロールメント・マネジメントをテーマに、この点について話し合いを行いました。
組織目標の共有、当事者意識の醸成、リーダーシップなど、重要なキーワードがいろいろと出てきました。
時間の関係もあり、具体的な活動を明らかにするところまで十分に検討することはできませんでしたが、
これからの競争環境の中で、学生に差別化された価値を与える大学となるためには不可欠な視点だと思います。
引き続き、考え続けていきたいと思います。